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天皇陛下御即位20年・両陛下御大婚満50年 奉祝・雅楽コンサート「平安の歌舞ひ」盛大に挙行
(平成21年10月25日)
立見が出るほどの満席の会場に万歳三唱の声高く
雲八幡宮雅楽会が企画演出


 平成2年の御即位の大礼から今年は満20年。11月12日に皇居前では奉祝国民祭典が行われ5万人が参列、夜の祝賀式典では3万人が提灯でお祝い申し上げると両陛下には二重橋にお出ましになり、提灯を振ってお応えになりました。

 一方、雲八幡宮では当雅楽会が元起しして中津市を中心に大分福岡両県にまたがる有力な文化関係者協力の下「ご皇室の慶事を民間で祝う会」を創って一般参加を呼掛け奉祝雅楽コンサート『平安の歌舞ひ』を挙行、会場の吉富フォーユー会館は満席、さらに当日参加希望が多くなったことから急きょ立見席を用意、550名の参加を得ました。演奏会の合間には、沖縄県護国神社の伊藤陽夫宮司と当宮司秋永勝彦とで皇室に関する具体的なエピソードを踏まえた対談を行い、締めくくりには、雅楽の伴奏で国歌を斉唱し、天皇皇后両陛下万歳を声高らかに三唱して祝賀会は幕を閉じました。
待望の動画をアップロード!ダイジェスト版をどうぞご覧ください!
今回の奉祝行事の記念DVDを制作いたしました。ご希望の方は、
ご皇室の慶事を民間で祝う会・事務局(雲八幡宮社務所内)までご連絡ください。
→0979−56−2309

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「平安の歌舞ひ」スナップ公開!!
呼掛人の一人永岡惠一郎さんの発声で聖寿万歳を行い、幕を閉じました。
雅楽の伴奏で国歌「君が代」を斉唱。「君が代」は雅楽から作られたって知ってました?
この奉祝大会の呼掛人の方々(左から)

中津商工会前会頭 安藤元博 氏

吉富歴史文化の会会長 太田 榮 氏

医療法人玄真堂理事長 川嶌眞人 氏

築上町文化協会会長 大丸きん司 氏

宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会会長
                永岡惠一郎 氏
三和酒類会長 西 太一郎 氏

上毛町文化協会会長 宮本 工 氏

後援・大分合同新聞社編集局次長
                清原保雄 氏
舞楽「抜頭(ばとう)」。八多良(やたら)拍子と言う5拍子のような独特のリズムで勇壮活発に舞う南方系の舞楽です。
千年以上もの昔、大陸から楽器がもたらされ、今の雅楽のスタイルが整ったのですが、現在に至るまでその形が崩れていないのは、人類史においてこれほどの普遍的文化は類を見ないでしょう。
戦没者の慰霊と遺族をひたすらいたわり慈しむ両陛下の大御心について、沖縄県護国神社の伊藤陽夫宮司(左)が沖縄の具体的なエピソードを秋永宮司との対談で話されました。客席からは涙をすする音が聞こえてきました。
浦安の舞。昭和8年、歌会始めの御製「あめつちの神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波立たぬ世を」が昭和15年以来、巫女舞神楽として全国の神社で奏されています。
御神楽で歌う「其駒(そのこま)」という歌は、現存する最も古い歌謡です。
人長の舞。12月半ばの真夜中、天皇が全ての生命復活を祈る神秘な「御神楽(みかぐら)」。その篝火の中で人長が舞います。
奉祝雅楽コンサートの参加者が記帳した芳名署名簿は宮内庁を通して、両陛下の御手元に差し上げました。